メインコンテンツへ

ニュースリリース

No.8501    (2003. 7. 11)

「サントリー九州熊本工場」竣工
 ビール・発泡酒に加え清涼飲料を生産する業界初の本格的ハイブリッド工場
  ― 地球環境に配慮した先進工場へ ―

「サントリー九州熊本工場」竣工、ビール・発泡酒に加え清涼飲料を生産する業界初の本格的ハイブリッド工場

 サントリー(株)は、新工場「サントリー九州熊本工場」を7月11日(金)に竣工し、本格稼動を開始しました。

 同工場は、ビール・発泡酒に加え、清涼飲料を生産する業界初の本格的なハイブリッド(総合)工場です。当社は、総合食品メーカーとして、洋酒、ビール、ワイン、焼酎、食品など幅広い事業を展開していますが、この九州熊本工場でも生産面で総合力を発揮し、能力の増強とともに品質の高い製品を効率的に生産する体制を強化しています。
 敷地面積は約40万m2で、緑豊かな阿蘇山を後背に持ち、その火山性の大地に磨かれた豊富な天然水を使用してビールや清涼飲料を製造します。ビール・発泡酒の年間生産量は約6万klで、主力製品である「モルツ」や発泡酒「Super<マグナムドライ>」などを、また、清涼飲料の年間生産量は約15万klで、「ウーロン茶」「BOSS」「PEPSI」などを製造し、今後の販売増に応じ、生産能力をアップさせていく予定です。
 また、同工場は九州のほぼ中央に位置し、九州自動車道からも近く、熊本市の中心部まで13q、福岡市の中心部までの輸送時間も約100分という好立地に位置することから、併設する配送センターは、九州エリアの配送拠点となり、効率の高い生産物流体制を実現しました。

 なお、ビール工場としては「武蔵野ビール工場」「京都ビール工場」「利根川ビール工場」に次ぐ4番目、食品工場としても「榛名工場」「高砂工場」「天然水白州工場」に次ぐ4番目の工場となります。

●「サントリー九州熊本工場」の特長について

1. 徹底した品質管理と効率性を追求した工場
 最新鋭の設備・技術を導入するとともに、コンピューターによる工程管理・情報管理を徹底することで、最高品質の製品を効率よく生産する体制を構築しました。
2. 地球環境に配慮したごみゼロ工場
・「クリーンエネルギーの積極的な活用」
 工場から排出されるCO2・SOx・NOxを減らすために、クリーンエネルギーを積極的に活用。例えば、蒸気をつくるための燃料を都市ガスにし、フォークリフトの 燃料にCNG(圧縮された天然ガス)を使用する他、工場の屋上に太陽光パネルを設置し、エントランスゾーンで使用する電力として利用します。
・「水の有効活用」
 大切な資源である水を有効活用するために様々な取り組みを行っています。一度使用した水をリサイクルして地下水の取水量を減らしたり、雨水をタンクに回収して場内 の植栽の散水に使用するなど節水を積極的に進めます。排水処理については、国よりも厳しい独自の基準を設け、浄化してから川に流します。 
  ・「ごみゼロ工場の実現」
 製造工程からでるビールの麦芽やウーロン茶の粕などをはじめ、工場内の副産物・廃棄物は全て再利用し、再資源化率100%のごみゼロ工場を実現します。一方で、資 源のリサイクル、リユースを推進するため、工場ご見学受付の入口には、ガラス瓶再生タイルの使用、場内の歩道の一部には廃タイヤの再生ゴムを使用しています。
・「環境コーナー」
 来場されるお客様に九州熊本工場における環境活動の取組みや、「天然水の森」の概要と森林のもつ機能・営みなどについて、ビデオや疑似体験を交えながら楽しく学ん でいただけます。その広さは当社工場でも最大規模です。

 上記のような環境マネジメントの一環として、環境に関する国際規格ISO14001の認証取得を目指します。

3. 「人にやさしい工場」
 「人にやさしい工場」を目指し、「ハートビル法」*の基準に基づいて、ユニバーサルデザインの考え方を設計に導入ました。場内は、フラットで段差のない通路にし、見学者の案内板には触知パネルと点字表示を設置するなど、お年寄からお子様まで多くのお客様に楽しく、快適に見学いただけるように配慮しました。また、多目的トイレ(4ヶ所)には、車椅子を使用されているお客様への配慮はもちろん、赤ちゃんのおむつ替え用ベッド、オストメイト(人工膀胱・肛門使用者)の方への設備も完備しています。
*「ハートビル法」…高齢者、身体障害者等が円滑に利用できる特定建築物の建築の促進に関する法律。(1994年制定)
4. 水源の森「天然水の森」の維持活動
 「天然水の森」については、林野庁と協力して涵養林の育林や間伐等を進めながら、水源の森として維持しつつ森林内の整備を行い、歩道やベンチなどを設置して、人々が自然と接することのできる森として計画しています。整備完了後の7月23日(水)に、お披露目式を実施する予定です。今後、地域の子供達を対象とした森林体験プログラムや探鳥会などを計画しています。
5. 工場見学
 7月22日(火)より一般のお客様の工場見学を開始します。業界初の本格的なハイブリッド工場として、ビールや発泡酒に加え、ウーロン茶やコーヒーなど清涼飲料の製造工程をご見学いただけます。また、当社の環境活動と、環境を守ることの大切さを、子供たちを含め、多くの方にご理解いただけるように「環境コーナー」を設けています。見学後には、できたての生ビールや清涼飲料の試飲を、熊本の自然を感じながらおいしさを実感いただけるゲストルームでお楽しみいただけます。
6. レストラン「ビールの森」
 豆腐・馬肉・野菜など熊本で育まれた厳選素材使用した料理と、阿蘇の天然水でつくられたできたての「モルツ」のほか、ここでしか飲めない地ビールをお楽しみいただけます。

― 記 ―

<工場概要>

▼工場名 「サントリー九州熊本工場」
▼工場長 松元 信也(まつもと のぶや)
▼所在地 熊本県上益城郡嘉島町大字北甘木字八幡水478
▼敷地面積 約40万m2(406,000m2=約123,000坪)
▼建築面積 60,255m2(延床面積:66,727m2
▼着   工 2002年1月24日
▼設   計 (株)安井建築設計事務所
▼施   工 (株)竹中工務店、(株)鴻池組 他
▼主な製造製品
  ビール 「モルツ」
  発泡酒 「Super<マグナムドライ>」「純生」
  清涼飲料 「サントリーウーロン茶」「BOSS」「PEPSI」 「なっちゃん」「C.C.レモン」「DAKARA」「サントリー天然水(阿蘇)」
▼年間生産能力
  ビール・発泡酒 約6万kl(大瓶換算で約480万ケース)
  清涼飲料 約15万kl(約1500万ケース)
▼製品出荷エリア 九州全域、沖縄、中国地方の一部
▼従業員数 約180名(グループ会社含む)
▼設備内容 生産棟(缶・ペットボトル・樽 各1ライン)
配送センター
▼投資額 約300億円(土地代含まず)

<工場見学概要>

▼案内時間 10:00〜16:00(30分毎・要予約)
(所要時間はビール・清涼飲料の試飲も含めて約60分)
▼定休日 年末年始および臨時の休業日
▼ご予約・お問合せ TEL : 096−237−3860(9:30〜17:00)

<レストラン「ビールの森」概要>

▼営業時間 11:00〜21:00(20:30ラストオーダー)
▼定休日 年中無休(年末年始および臨時の休業日あり)
▼席   数 310席
▼ご予約・お問合せ TEL : 0120−109−259
または  096−237−2280

▽本件に関するお客様からの問い合わせ先
   サントリー(株)お客様センター  フリーダイヤル 0120−139−310
    (東京)〒107−8430 東京都港区元赤坂1−2−3
    (大阪)〒530−8203 大阪市北区堂島浜2−1−40
    サントリーホームページ:http://www.suntory.co.jp/

以   上

ニュースリリーストップページへ