野菜の育て方

野菜づくり基本3カ条

(1)土づくり (2)日当たり (3)水やりと肥料
基本さえおさえておけば、野菜づくりは難しいものではありません。
基礎をおさえて、家庭菜園にチャレンジしてみましょう。

土づくり

植え付け前には、十分熟成した堆肥をすき込みしっかり耕しておきましょう。土壌の水はけや保水性を改善し、養分を長く効果的に効かせるためには、堆肥による土づくりが有効です。有用微生物を多く含むバーク堆肥や牛糞堆肥が適しています。

牛糞堆肥

牛糞堆肥

堆肥投入量の目安

畑の場合  2kg/㎡
プランターの場合  土の容量に対して20%ほどを加えます

堆肥

土づくりに必須アイテム「石灰」の選び方

酸性土壌の改良で使う石灰は有機石灰が使い易いです。園芸でよく使われる石灰資材には、消石灰、苦土石灰、有機石灰の3種類ありますが、アルカリ成分の溶出が穏やかで、根傷みしにくく、すぐに植え付けが出来る有機石灰をおススメします!

有機石灰って何??

原料は牡蠣殻やホタテ殻などの天然原料です。生石灰(CaO)に比べてアルカリ度も35%程度で土壌酸度の中和が穏やかで、堆肥や肥料と混ぜながら一緒に使えます。トマトやピーマンなどカルシウム分を多く必要とする野菜の栽培にも適しています。

牛糞、野菜の土(既製品ミックス)、中粒の赤玉土

右上から、牛糞、野菜の土(既製品ミックス)、中粒の赤玉土 割合は3:5:2程度

畑での土づくり

マルチング(マルチ)について

畑にはマルチフィルムを張ると、土壌温度のコントロールや雑草防止に効果的です。
また雨だれによる土の跳ね上げも防ぐことができ、特に梅雨時の土壌病害防止にも効果があります。

  • 黒マルチ(地温上昇 雑草防止)
  • 透明マルチ(地温上昇)
  • 銀・白マルチ(地温上昇防止)⇒ 反射光が多いものは、アブラムシなどの忌避効果もあります。
  • 敷きわら(温度上昇防止)
マルチフィルム

プランター栽培の場合

既成の野菜培養土を使う場合、予め含まれている肥料分に注意しましょう。特にトマトは多肥を好まないため、肥料の効きすぎた既製培養土では葉や茎ばかりが茂る「つるぼけ」状態になることもあります。培養土の選択の際は、堆肥や発酵の進んだ有機質肥料などを多く含んだものを選びましょう。

野菜用の培養土と赤玉土

既成の野菜用の培養土に赤玉土を加えて使うのもおすすめ。

米ぬかを堆肥と混ぜる

精米する際に出る米ぬかを2~3割程度堆肥と混ぜることで素晴らしい肥料になります。

プランターでの土づくり

プランターの選び方

トマト、ナス、キュウリに代表される夏の果菜類を確実に育てるためには、十分な栄養分、水分が供給できるよう、できるだけ大型のプランターを選びましょう。
少なくとも15L以上の容器のものをオススメします。
野菜用に通気性や深さを考慮された25Lクラスの菜園プランターが最適です。
トマトは15Lでも栽培可能ですが、根を張り、過乾燥に弱いナスは、20~25Lのプランターをオススメします。

日当たり

日当たりの良い場所に植えることは野菜栽培の必須条件。ベランダでプランター栽培を行う場合、置く場所や高さを工夫して、少しでも長く直射日光に当たるようにしましょう。特に朝陽が当たる東側のベランダに置くことがポイントです。夏の間は、早朝より日が昇っていますので、多くの日射を受けることができます。

水やりと肥料

夏野菜の栽培期間は温度も上昇し、急激に生長しますので、多くの水分と肥料分が必要になります。ただし野菜の種類によって与え方にコツが要ります。主要な夏野菜についてご案内します。

水やりのコツと肥料を与えるタイミング

(1)トマト

吸肥力(肥料を吸収する力)が非常に強く、家庭菜園では、しばしば肥料が過剰気味となり、葉や茎ばかりが茂る「木ボケ」という状態になりやすいため注意しましょう。特に、元肥は控えめに、長く効く有機質を主体とした緩効性肥料を中心に、追肥は一度に多く与えず、生長にあわせて少しずつ与えることがポイントです。

追肥を与える目安は、第一花房が膨らみ始めた頃に1回目の追肥、以後は3段目、5段目・・・と「奇数段目」の果実が膨らむタイミングで与えると、バランスよく生長します。

ナスやキュウリと異なり、トマトは比較的乾燥気味の管理を好む野菜です。
プランター等の容器栽培では、やや乾かし気味に管理を心がけると、甘み、うま味が十分に蓄えられた美味しいトマトができます。夏場でも1日1回の水やりで十分です。夏場、夕方に葉先が少し萎れても構いません。

トマト

(2)キュウリ

根張りが浅いため、有機物を多く含む堆肥などでしっかりと土づくりを行い、根の張りを良くしましょう。
「キュウリは水で育てる」、と言われるぐらい夏場は水を消費します。
肥料切れももちろんですが、水切れは厳禁です。
プランター栽培など、乾き易い環境では、特に注意が必要です。
大きく生長すると、1株で1日に1.5Lほどの水分吸収をするといわれています。

キュウリ

(3)ナス

家庭菜園で栽培されるナス科野菜の中でも、比較的肥料を多く必要とします。元肥はしっかり与えましょう。
また、夏場に株が生長してきたら水やりを欠かさないことも極めて重要です。
一度株がしおれるほど水を切らしてしまうと花が落ちてしまうこともあります。
夏場は水やりを薄めた液肥で毎日行うのも良いでしょう。

ナス

(4)ピーマン、トウガラシ

ナスと同様、比較的多肥を好みます。
肥料切れ、水切れで簡単に花を落とし、なかなか実がつかない、というケースも多くあります。
分枝が多く、その先に沢山の果実を、長い期間つけるので、適切な追肥が特に重要です。
ただし、元肥はやや控えめに、収穫開始後はコンスタントに追肥を行いましょう。
また、カルシウム(Ca)不足による尻腐れも時折あります。
栽培が長期にわたりますので、土づくりのタイミングで石灰資材を入れるほか、栽培中も適宜、市販の野菜栽培用の葉面散布剤などの使用をおすすめします。

ピーマン、トウガラシ

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