天然水の森 阿蘇

「天然水の森 阿蘇」とは

熊本県上益城(かみましき)郡嘉島(かしま)町にある<サントリー九州熊本工場>。その水源涵養エリアにあたる森林を、より豊かなものにしていくために設定したのが、「サントリー天然水の森 阿蘇」です。林野庁および県が推進する制度を活用し、計約388haの森林で、林野庁・県・町・村と協働するとともに、宮崎大学に監修をお願いしながら、長期的なビジョンに基づく“水と生命(いのち)の未来を守る”森づくりを展開しています。

活用する制度の違いで、大きく3つの活動形態に分かれる「天然水の森 阿蘇」。私たちサントリーが、いちばん最初に「天然水の森」の活動をはじめた場所を含む森が、どのような様子をしているのか、簡単にご紹介しましょう。

森の紹介
サントリー天然水の森 阿蘇
いのちがよろこぶ水・未来に残したい水

●2010年度「環境goo大賞」動画部門賞受賞作品
“ITVA-日本CONTEST 2003”広報・PR部門グランプリ受賞作品

撮影地 熊本県上益城郡益城町・熊本県阿蘇郡西原村他
撮影時期 2002年10月〜2003年7月

“サントリー天然水九州熊本工場”の地下深く
豊かに流れる水は、悠久の時が創りあげた<水の山>阿蘇の賜物。
美しい地下水と、多様な生命(いのち)を育む、
雄大な自然の一部に触れていただければ、幸いです。

森の紹介
サントリー天然水の森 阿蘇
水がよろこぶ森

●2010年度「環境goo大賞」動画部門賞受賞作品
“ITVA-日本CONTEST 2003”広報・PR部門グランプリ受賞作品

撮影地 熊本県上益城郡益城町・熊本県阿蘇郡西原村他
撮影時期 2002年10月〜2003年7月

“サントリー天然水九州熊本工場”の地下深く、豊かに流れる水。
美しい地下水を育む阿蘇の豊かな自然と、
その水を未来に受け渡すための活動を、あわせてご覧ください。

「天然水の森 阿蘇」森の姿のいろいろ

❶ 社会貢献の森

阿蘇外輪山の西の斜面が、益城町の平野に出会うあたり。熊本県上益城郡益城町と阿蘇郡西原村に広がる、約170haの国有林です。エリアの多くを占めるのはヒノキ・スギの人工林で、その中に、アラカシやスダジイといった照葉樹の林や、一部コナラの群落などが点在しています。この森で、林野庁の「社会貢献の森」協定制度を利用して行っているのは、水源涵養機能の強化や生物多様性の修復・保全、渓畔林の再生、持続的な木材生産などを目指した、さまざまな調査・実験・施業。さらには、地元自治体と連携したいろいろな活動・計画も進めています。

所在地 熊本県上益城郡益城町下陣
熊本県阿蘇郡西原村鳥子
面積 約170ha
契約年月 2010年7月/2014年4月更新
契約期間 5年(今後数十年にわたって更新予定)
  • ヒノキの人工林
  • スダジイ群落
  • アラカシ群落
  • コナラ群落

❷熊本県企業・法人等との協働の森づくり

2010年から森林整備活動を行っている「天然水の森 阿蘇 <社会貢献の森>」の周辺に点在する森です。熊本県が推進する「熊本県企業・法人等との協働の森づくり」制度を活用して、益城町、西原村、熊本県林業公社と協定を締結。針葉樹人工林の間伐・枝打ち、整備活動に欠かせない作業道・歩道の設置、育林材などの有効利用、広葉樹林の管理など、エリアごとに、より豊かな森づくりのための多様な施業を進めています。

所在地 熊本県上益城郡益城町下陣
熊本県阿蘇郡西原村河原
面積 約116ha
契約年月 2015年8月
契約期間 30年
  • エリア内を流れる渓流
  • アラカシ群落
  • エリア内のヒノキの人工林

❸法人の森林(もり)

林野庁の「法人の森林(もり)」制度を活用して整備活動を行っているのは、2つのエリア。ひとつは、阿蘇五岳を臨む峠から西にひろがる森林。もうひとつは、外輪山の西斜面の、ほぼ中腹に位置する森林です。ともにスギやヒノキの人工林が大半を占めていますが、特に峠に近い森には、風の影響を受ける場所に特有の低木林があったり、ミズナラ、リョウブ、ヤマボウシ、ブナをはじめとする多様な樹々の姿が見られたりします。60年にわたる長期的な整備活動を通じて、私たちが目指すのは、水源涵養能力に優れるとともに、貴重な憩いの場ともなる、豊かな森づくりです。

所在地 熊本県上益城郡山都町大矢野原
熊本県阿蘇郡西原村河原
面積 約102ha
契約年月 2003年2月
契約期間 60年
  • 峠近くのミズナラの林
  • 峠近くのブナなどの群落
  • 峠近くの遊歩道
  • 外輪山中腹のヒノキの人工林

森での水源涵養活動+α

<サントリー九州熊本工場>の水源涵養エリアでは、森以外の場所でも地下水を育む活動を行っています。

益城町での「冬水田んぼ」

熊本県上益城郡益城町の土地改良区ならびに水田の地権者の方と、協定・契約を締結。休耕する冬期の田んぼに水を張ることで、土壌や生態系を豊かにするとともに一部の水田では除草剤のいらない画期的な農法を取り入れ、上流域にある天然水の森と一体になった地下水の涵養活動を行っています。

所在地 熊本県上益城郡益城町
面積 約11ha
契約年月 2010年7月/2015年11月更新
契約期間 5年(今後数十年にわたって更新予定)