愛鳥活動とは

よみがえれアホウドリ!復活をめざして

■ 3. アホウドリは こうして減ってしまった

19世紀も後半に入って、外国との貿易がひろくおこなわれるようになると、アホウドリは、羽布団の材料になる羽毛に目をつけられ、繁殖地での大量捕殺がはじまりました。からだが大きく、上質の羽毛をたくさん持っていたこと、地上では歩くのが遅くてすばやく飛び立つことができないこと、離れ小島に集まってたくさん繁殖することなどが、アホウドリにとって不幸のもとになったのです。1887(明治20)年になると、鳥島開拓をもくろんだ羽毛採取業者が大勢の作業員を島に住み込ませ、やがて羽毛をはこぶための軽便鉄道を敷くほどの組織的な乱獲が始まりました。鳥島だけで少なくとも500万羽が殺され、尖閣諸島やその他の繁殖地でも同じような乱獲がおこなわれました。

1930年、山階芳麿博士が鳥類学者としてはじめて鳥島をおとずれたときには、わずかに2,000羽ほどが見つかっただけでした。そして、その後も捕獲が続いたり、火山の噴火があったりして、1949年、アメリカのオースチン博士が調査をしたときは、1羽のアホウドリも発見できませんでした。彼はアホウドリが地球上から絶滅してしまったと信じたのです。

4. アホウドリ再発見 そして それから

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