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愛鳥活動の取り組みと歴史

よみがえれアホウドリ!復活をめざして

■ ゴルフのアルバトロス

ゴルフの「アルバトロス」は栄誉ある称号

ゴルフに「鳥」が現われたのは1903年。それまで誰も破ることができなかったロングホールのパー(標準打数)を、米国のアマチュア選手が破ったのがはじめてです。打ったボールはまるで小鳥が飛んでいるように見えたのでしょう、一緒にいた仲間は思わず「ザッツ・ア・バード!」と叫び、この「鳥のように」飛んだ話がひろまり、やがてパーより1つ少ないスコアを「バーディー」と呼ぶようになりました。

さらにパーより2つ少ないスコアが出て、これは小鳥(バーディー)より強いという意味で「イーグル(鷲)」となり、ついに1921年、英米アマチュア国際対抗試合で、ボビー・ジョーンズ(米)が、パーより3つ少ない、前代未聞のスコアを出したのです。そして、栄光ある鳥の名前は「アルバトロス」。名付け親はそのときの敗者側のシリル・トレイ(英)。(摂津茂和コレクション第2巻「ゴルフ千夜一夜」・ベースボールマガジン社)

さて、アルバトロスは属名ディオメディア。ギリシャ伝説の英雄の名に由来します。死後、南イタリアの沖の小島に葬られ、海鳥になったと信じられました。

ゴルフ「アルバトロス」の名づけ親トレイは、羽ばたくことなく何時間も洋上を飛翔する海の女王の美しい姿に、ボールの飛距離とウルトラ・ショットをかさねたのではないでしょうか。アルバトロスすなわちアホウドリ、すなわちアホらしいとんでもないショット、というイメージや解釈は、海外にはなかったのではないかと思われます。

「アルバトロス」は、ゴルファーにとってあくまでも栄誉ある称号であり、いっぽう「アホウドリ」の和名は、またの名をバカドリとも呼ばれるように、乱獲の果ての悲劇的な運命を考えてしまうのです。このいまわしい標準和名、何とかならないでしょうか。

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