サントリー東北サンさんプロジェクト

サントリー東北サンさんプロジェクト 特別アンバサダー 楽天イーグルス 銀次選手 野球教室in久慈

サントリー東北サンさんプロジェクトの特別アンバサダー、楽天イーグルス銀次選手は、同プロジェクトの一環として、2014年12月20日に生まれ故郷の岩手で野球教室を行いました。
銀次選手は、同年8月にコボスタ宮城で行われた「サントリー東北サンさんナイター」にて、サントリー東北サンさんプロジェクトの特別アンバサダーにご就任いただいており、今回の野球教室は、特別アンバサダーの活動の一環として開催されました。

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楽天イーグルスの銀次選手が、生まれ故郷の岩手で野球教室を開催

岩手県久慈市の久慈小学校で開催された野球教室には、地元の12の野球チームから51名の小学生が参加し、楽天イーグルスの銀次選手と有銘兼久ジュニアコーチ、塩川達也ジュニアコーチの3人から指導を受けました。また当日は、銀次選手を一目見ようと、保護者や地元の野球チームメイトなど100人近い人が応援に駆けつけました。

「今日の参加者の中からプロ野球選手が出ることを目指して、頑張っていきましょう」という銀次選手の力強い挨拶から、野球教室がスタートしました。
入念な準備運動の後、まずはバッティング練習から。3人のコーチにフォームの指導などを受け、子供たちは一振り一振りフォームを意識しながらバッティング練習を行い、力強いボールを打てた子どもには、「ナイスバッティング!」と声がかかるシーンもありました。
また、銀次選手が身振りを交えてバッティングフォームのポイントをアドバイスし、子どもたちは真剣な表情で銀次選手の言葉に聞き入っていました。

銀次選手からは「相手が取りやすいボールを投げることが大切」とアドバイス

後半は、キャッチボール練習。「相手が取りやすいボールを投げることが大切」というアドバイスの元、ボールの持ち方や投げる時の足の向きなどの指導があり、子どもたちは2人1組で一球一球フォームを確かめながらキャッチボールの練習を行いました。
その後のゴロの練習では、銀次選手がボールを取る位置を実演しながら熱心に指導をし、また子どもたちは銀次選手のアドバイスを熱心に聞いていました。

また、野球教室の途中で、子どもたちが銀次選手にバッティングのお手本を見せてほしいとリクエスト。子どもたちの熱い要望に応えて、銀次選手が模倣演技を披露してくれました。銀次選手の力強いスイングに子どもたちは大興奮。「お~」という歓声と共に、銀次選手の打ったボールが遠くまで飛んでいくのを羨望のまなざしで見つめていました。

白熱するノックゲームで会場は大盛り上がりに!

最後の練習メニューは、勝ち抜きノックゲーム。ノックボールを落とした人から抜けていき、最後まで残った人が勝ちというゲームに、子どもたちは真剣に取り組んでいました。ナイスキャッチをした子どもには、見学席からも歓声があがるなど、白熱するゲームに会場全体が熱い空気に包まれました。最後までボールを落とさずにキャッチできた優勝者には、銀次選手からサイン入りグッズのプレゼントが贈られました。

銀次選手より一足早いクリスマスプレゼントとメッセージが

閉会式では、銀次選手から子どもたちに、「たくさんご飯をたべて、たくさん練習してください!」というアドバイスが。またサントリー東北サンさんプロジェクトからは、一足早いクリスマスプレゼントとして、銀次選手のサインボール、楽天イーグルスのユニフォーム、サントリー東北サンさんプロジェクトのオリジナルミサンガ、そしてサントリーDAKARAが子どもたちに贈られました。銀次選手へは、代表者から「学んだことを、これからの試合や練習に活かしていきたいです。ありがとうございました」というお礼の言葉とともに、メッセージ色紙と花束が贈られました。

終了後、野球教室に参加した子どもたちは、目を輝かせながら「プロ野球選手の銀次選手に、アドバイスを沢山もらえて良かったです。銀次選手はあこがれの選手だったので嬉しかった」「特にバッティングではインサイドアウトのイメージがもてたのと、ゴロの取り方を教えてもらって、上手く取れるようになりました。将来は、銀次選手のようなプロ野球選手になりたい」と感想を語ってくれました。

サントリー東北サンさんプロジェクトの特別アンバサダーとして、久慈市長を訪問

尚、野球教室に先立ち、特別アンバサダーの銀次選手は遠藤譲一久慈市長を訪問し、今回野球教室に参加できない子供たちにも野球を楽しむ機会を提供したいという想いと共に、久慈市に330個のサントリー東北サンさんプロジェクトロゴ入り「ゆうボール」とサイン入りバットを寄贈しました。
遠藤市長は、「プロで活躍する銀次選手が故郷に戻ってきてくれたのはとても嬉しい。復興はまだ道半ばだが、地元出身の銀次選手の活躍は我々に力を与えてくれる。今後も、野球教室などで故郷を訪れてほしい」と、銀次選手に感謝の意を伝えました。

今回、震災後はじめて久慈で野球教室を行ったという銀次選手。
「地元の子供たちに元気と勇気を与えたいという想いがあったので、野球教室が開催できてうれしい。こうした活動を通じて、プロ野球選手が身近にいるということを感じてほしい。今日参加した子供たちと、将来一緒にプロ野球選手として野球ができたら嬉しい」と、故郷の子どもたちとの触れ合いは、銀次選手にとっても忘れられない一時となったようです。

サントリー東北サンさんプロジェクトはこれからも、東北復興支援に向けたさまざまな活動を継続していく予定です。

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