SMILECAFE

スマイルカフェ

初心者も楽しめるラグビーコラム

2017年1月31日

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『第54回日本選手権決勝戦』

こんにちは!カメラマンの長尾亜紀です。
 
先週末行われた第54回ラグビー日本選手権決勝、パナソニックワイルドナイツ戦。
両チームとも最後まで高い集中力で決勝戦にふさわしいゲームを繰り広げ、時間が経つのがあっという間に感じた素晴らしい試合でした。そしてサンゴリアスは苦しみながらも勝利をもぎ取り、トップリーグから全勝で2冠獲得を達成。最高の形でシーズンを終えました。
 
今回のスマイルカフェでは、今シーズン最終戦となったその一日を、写真で振り返ってみたいと思います。
 
 

試合メンバーの到着を待ち構えていたソロモン・ティーポレ選手たち。一人一人に声を掛けていました。

日和佐篤選手も声を掛けられ、この笑顔でスタジアムに入りました。

対戦相手のゲームキャプテン・布巻峻介選手と流大キャプテンは同い年で福岡県出身同士。試合前のコイントスの合間には笑顔も見られました。

ウォーミングアップに入る前に竹本竜太郎選手は「いい感じの緊張感ですね」と言っていました。程よい緊張感とリラックスでウォーミングアップに入るフロントローの選手たち。

日本選手権の決勝戦前には国歌の斉唱がありました。君が代を歌う真壁伸弥選手。

そしていよいよキックオフ。円陣がとけた瞬間。

この日の観客数は20,196人。びっしりと埋まった観客の前でプレーできて、選手たちはとても嬉しかったことと思います。

試合は皆さんご存知のとおり、最後までどちらが勝ってもおかしくない、緊迫感溢れる素晴らしい試合でした。特に数々の気持ちのこもったタックルには、胸を打たれた方も多かったのではないでしょうか。村田大志選手のタックル。

度々ピンチを救ったジョージ・スミス選手と松島幸太朗選手。

中村駿太選手と畠山健介選手。

ジョー・ウィーラー選手と真壁選手のロックコンビ。

そして迎えた歓喜の瞬間。雄叫びをあげる小野晃征選手。

笑顔の輪は、瞬く間に広がりました。

試合後の沢木敬介監督と野村直矢主務。おそらく監督の一番近くでサポートし続けたスタッフの一人である野村主務の目も潤んでいました。

ノンメンバーやスタッフとも喜びを分かち合います。

試合会場では、厳しめの表情が多めの沢木監督からも笑顔が!

同期そろって集合写真。こちらは入社2年目の寺田大樹選手、流大選手、森川由起乙選手、北出卓也選手。

こちらはルーキーたち。中村駿太選手、須藤元樹選手、小林航選手、森山雄選手。

続いてこちらは最年長世代。有賀剛選手、篠塚公史選手、青木佑輔選手。本当はあと一人、竹本隼太郎選手もそうなのですが、探せども見当たらず・・・「みんなマイペースなので・・・これがうちの代です」と篠塚選手は笑っていました。

最後はバックスタンドへ向かい、あたたかい声援を送ってくださったファンの皆様とも喜びを分かち合うことができました。
 
 
これで2016-17シーズン全ての試合が終わりました。特に最後の試合は試合に出たメンバーが、試合に出られなかったメンバーや、共にハードワークしてきたスタッフの気持ちを全て背負って、グラウンドで表現してくれたように感じました。最後まで集中力を切らさず体を張り続ける姿に、心が震えた方も多かったのではないでしょうか。
 
今シーズンの公式戦は全勝。練習試合を含めても負けた試合はたったの1試合でした。勝って反省しながら成長曲線を描いてきた今季のサンゴリアス。サンゴリアスメンバー全員のハードワークはもちろん、暑い日も寒い日も声援を送り続けてくださったファンの皆様の声援も、大きな力となりました。今シーズンも本当にありがとうございました!

サンゴリアスオフィシャルカメラマン 長尾亜紀

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