CLUB HOUSE

クラブハウス

サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2016年12月 8日

ジャパンラグビートップリーグ 第11節 vsコカ・コーラレッドスパークス戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの温かいご声援ありがとうございます。
 

 
ウインドウマンスが明け、ブレイク明けとなった第10節も勝利を収めたサンゴリアス。8月の開幕から10月末までの試合と、先週の第10節を終えて10戦全勝。首位のヤマハ発動機(勝ち点48)に次いで、勝ち点47で2位のサンゴリアスは、今週末の第11節、秩父宮ラグビー場でコカ・コーラレッドスパークスと対戦します。
 

 
■第10節終了時点ランキング
1位:ヤマハ発動機 (10勝0敗)勝ち点48
2位:サントリー (10勝0敗)勝ち点47
3位:パナソニック (8勝2敗)勝ち点38
4位:神戸製鋼 (8勝2敗)勝ち点38
5位:トヨタ自動車 (7勝3敗)勝ち点33
6位:NTTコム (6勝4敗)勝ち点26
7位:リコー (5勝5敗)勝ち点24
8位:東芝 (4勝6敗)勝ち点22
9位:サニックス (5勝5敗)勝ち点21
10位:NEC (4勝1分5敗)勝ち点20
11位:キヤノン (3勝7敗)勝ち点16
12位:クボタ (3勝1分6敗)勝ち点15
13位:近鉄 (2勝8敗)勝ち点13
14位:コカ・コーラ (2勝8敗)勝ち点12
15位:ホンダ (1勝9敗)勝ち点6
16位:豊田自動織機 (1勝9敗)勝ち点6

 
 
約1ヶ月間のウインドウマンス明け最初のゲームとなった第10節のNTTコム戦。前半からアタックを効率的にスコアにつなげたサンゴリアスは3トライ1PGを獲得し、22-0で前半を折り返します。若干ボールポゼッションで上回れ、攻め込まれる時間帯もありましたが、ここまでリーグNo.1のディフェンス力(失トライ数リーグ最少)で相手にスコアを許すことなく、自分たちのアタックを確実にトライにつなげ、優位に試合を進めました。
 

後半に張っても前半同様にサンゴリアスが主導権を握り、後半開始早々の4分にトライを追加。29-0とリードを拡げほぼ勝利を手中に収め、その後も主導権を握ってゲームをコントロールしたいところでした。しかし、ここから徐々にミスが目立ち始め、ゲームの流れがNTTコムに傾き始めると、攻め込まれる時間帯が増えるとともに、自陣での苦しい時間帯が続きます。状況を打破すべく、必死のディフェンスでターンオーバーするも、その直後のプレーでボールを失う場面も多く、なかなか試合の主導権を握り返すところまではいけずに80分のホーンを迎えましたが、苦しい時間が長く続いた中相手のスコアを5点に抑え、29-5のリードでノーサイド。ボーナスポイントも獲得し、勝ち点を47に伸ばしました。
 

同日試合のあった首位のヤマハ発動機も勝利とともにボーナスポイントを獲得したため勝ち点差は縮まらず。12月24日の第13節でのヤマハとの直接対決までは、お互いに負けられない我慢の戦いが続くことになりそうです。
 

依然負けられない状況が続く中、今週末の秩父宮ラグビー場で行われる一戦。ジャパンラグビートップリーグ2016-2017第11節のサンゴリアスの登録メンバー23名が発表されました。
 
 
フロントローの先発はPR#1森川由起乙、HO#2青木佑輔、PR#3畠山健介。リザーブにHO#16中村駿太、PR#17石原慎太郎、PR18須藤元樹となりました。久々のスタメン登場となる森川由起乙はフォワード陣の中で群を抜く機動力が持ち味。スクラムをはじめとしたセットプレーの安定はもちろんのこと、フィールドプレーにおける活躍が期待されます。先週は日本代表の欧州遠征からの帰国直後ということもありリザーブからの登場だった畠山健介も、スタメンに戻ってきました。

ロック陣の先発はLO#4ジョー・ウィーラーとLO#5真壁伸弥のコンビ。磐石ともいえるコンビネーションが出来てきました。バックローはFL#6ツイヘンドリック、FL#7ジョージ・スミス、NO.8竹本隼太郎が先発となります。安定感のあるプレーが光るベテランの竹本隼太郎がスタメンに名を連ねました。リザーブにはLO#19篠塚公史とFL/No.8#20小澤直輝がラインアップ。なかなかトップリーグの出場機会が得られない中、トレーニングマッチや普段のトレーニングからハードワークを続け、チームにエナジーを与えるパワフルなプレーを見せる小澤直輝が久々にメンバー入り。出場機会がめぐってくれば、身体を張ってチームに貢献してくれることと思います。

 
ハーフバックスはSH#9流大、SO#10小野晃征のコンビが先発。リザーブにSH#21日和佐篤が待ち構える磐石の布陣が固まりつつあります。シーズン終盤に向け、1つのプレー、1つの判断がゲームを左右するような展開もありうる中、粛々と自分たちのスタイルのラグビーを遂行すべく状況判断とプレー選択を繰り返すゲームメーカーとして、安定した貢献が求められます。

スリークウォーターバックスはWTB#11江見翔太、CTB#12スティーブン・ドナルド、CTB#13村田大志、WTB#中靍隆彰、FB#15塚本健太が先発。リザーブにCTB#22中村亮土、FB#23ナイジェル・アーウォンがメンバー入りとなりました。これまで10試合と大きくメンバー構成を変えたバックス陣営。なんと言っても注目は、今シーズン途中にサンゴリスに加入したスティーブン・ドナルドの初出場です。チームに合流して間もないながらも、元オールブラックスの才能でチームにフィット。サントリーでのトップリーグデビューとなります。

また、長らくリハビリ生活が続いた村田大志がアウトサイドセンターで先発。シーズン終盤に頼れるチームの中心選手が帰ってきたことは、大きな意味があります。しかし、他のメンバーの成長も著しく、残り少ないシーズン終盤戦でのレギュラー定着に向けては、この試合でしっかりと活躍し存在価値を示さなければなりません。負けられないゲームが続くプレッシャーの中で、しっかりと自分の役割を果たす活躍が求められます。

いよいよ今シーズンのトップリーグも残り5試合とカウントダウンが始まりました。タイトル奪還に向けて、勝ち点「1」の差が大きな意味を持ちます。昨シーズンはその「1」の差に泣いたサンゴリアス。あの悔しさを経験したことを強みに変えて、残り5試合、全力で戦い抜きたいと思います。皆さんのご声援でチームの後押しを宜しくお願いします!
 
 

 
■ジャパンラグビートップリーグ2016-2017 第11節
サントリーサンゴリアス vs コカ・コーラレッドスパークス
2016年12月10日(土) 14:00キックオフ
東京都・秩父宮ラグビー場
 
※サンゴリアスのファンサービス情報はこちら

一覧へ