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サンゴリアスをもっと楽しむコラム

2014年9月17日

トップリーグ1stステージプールB 第5節vs神戸製鋼コベルコスティーラーズ戦の見どころ!

いつもサンゴリアスへの暖かいご声援ありがとうございます。
 

先週行われたトップリーグ第4節vsリコーブラックラムズ戦では、前半からサンゴリアスらしいアタッキングラグビーを展開する事ができ、3トライを奪い24-0のリードでハーフタイムを迎える事が出来ました。後半は入りが悪く、開始早々の1分にトライを与えましたが、その後2トライを取り返し、後半21分の時点で38-5までリードを広げました。しかし、このトライ以降、モールで押し込まれる場面などリコーのアタックの時間が増えると、ゴール前での反則でキャプテンの真壁伸弥がシンビンになった事も影響し、立て続けに3トライを献上。後半だけで4トライを与える結果となりました。開幕戦以降徐々にサンゴリアスらしいラグビーが出来るようになってきているものの、まだまだ80分間を通してサンゴリアスのラグビーが出来ないという課題もありますが、引き続きチーム一丸となって2冠獲得まで突き進みたいと思います。

 
1stステージプールB第5節の登録メンバー23名が発表になりました。対戦する神戸製鋼コベルコスティーラーズもここまで開幕4連勝と波に乗っており、勝ち点ではサンゴリアスを上回り現在プールBの首位につけています。全勝対決となった今週の試合で勝った方のチームが、ファーストステージ首位通過に向けて大きく前進することも有り、まさにファーストステージの大一番となります。

 
この試合の注目はHO#2鈴木亮大郎。今シーズンここまで4試合スタメンで出場した小澤直輝に代わって、自身初となるトップリーグスターティングメンバーでの登場となります。昨シーズンは出場の無かった3年目のプレーヤーですが、ラインアウトスローの安定感や、スクラムワークでチームに勢いをつけたいところです。初スタメンの登場で硬くなることなく、トレーニングを積んできた事を信じ、自身を持ってサンゴリアスの2番のジャージを着て欲しいと思います。

 
FL#6には2週連続で西川征克が登場。先週のリコー戦では前半25分にハーフウェイライン付近左サイドから持ち前の力強い突破力で次々とディフェンス網をかいくぐりトライを奪うなど、コンディションは万全。この試合でも、持ち味を存分に発揮し、チームに貢献してくれる事が期待されます。

 
WTB#11はリコー戦に続き竹下祥平が登場。リコー戦でも随所で力強いランでラインブレイクするなど、持ち味を見せるシーンもありましたが、やはりウイングである以上トライという結果を残して自信をつけたいところです。難敵神戸製鋼戦でトライを決める事が出来れば、大きな自信になるはずです。ファーストステージ終盤戦、セカンドステージに向けても、ここでしっかりと結果を残して更なるレベルアップを図りたいところです。

 
CTB#12にはニコラス・ライアンが登場。今シーズンからフォワード第3列のフランカーにも挑戦していますが、この大一番を前に今週は#12スタメンで登場することになりました。久々のセンターでのプレーで戸惑いはあるかもしれませんが、メンバーも大きく変わったサンゴリアスバックス陣の中で、経験値と懐の深いプレーでアタックにテンポをつけるプレーが期待されます。試合の流れでは、途中からフォワードへのポジション変更も考えられるため、12番のジャージがどこでプレーしているかもひとつの見どころとなります。フォワードでの経験がバックスでのプレーにも活かされれば、これまで以上の存在感を示すプレーが見られるかもしれません。

 
リザーブにはFL#20にジャスティン・ダウニーが2週連続で登録。リコー戦でも途中出場し、ブレイクダウンでの寄りの速さや、サポートプレーヤーとしての仕事量が評価されました。リコー戦で課題となった試合終盤での失点を防ぐためにも、後半のフォワードの仕事量を上げる活躍が期待されます。

 
チームとしてはこの大一番になんとでも勝利し、全勝でファーストステージの首位通過を目指します。ここまでプールB最多得点、最少失点の神戸製鋼にサンゴリアスがどのような戦いが出来るかは、今シーズンを占う意味でも非常に興味深いところです。この試合に勝ってチームの勢いを加速するためにも、是非多くの皆様にご来場頂き、サンゴリアスの背中を押して頂ければと思います。
 
 
■ジャパンラグビートップリーグ2014-2015 1stステージ プールB 第5節
サントリーサンゴリアスvs.神戸製鋼コベルコスティーラーズ
2014年9月19日(金) 19:30キックオフ
東京都・秩父宮ラグビー場

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