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インディーズ(独立系)・ワーカーの意識と実態調査

調査の趣旨・目的

豊かな時代に育った若い世代は「好きなことを仕事に」というライフスタイルと仕事が一致した生き方を望み、職人やアーティストを目指す人が増えている。また手に職があれば、独立も可能と資格専門職志向も高まっている。
一方で、組織に属さない生き方は、自由度が高い反面、経済、病気やケガの保障という点では、不安定要素が多く、直接社会変動の影響を受けやすい。
本調査では、組織に属さず、独立して個人で働く若者を「インディーズ(独立系)・ワーカー」と名づけ、彼らの仕事意識や実態、将来像を明らかにする。なお本調査は、次世代の働き方や環境づくりに資することを目的とする。

調査の特徴

・ネットアンケート調査を実施する前に、グループインタビュー調査を実施。既存の仕事観や働き方にとらわれず、インディーズ・ワーカーの生の声から仮説を組み立て定量調査による検証を行った。

調査概要

(1)グループインタビュー調査
■調査地域:首都圏在住者
■調査期間:2007年3月4日〜18日
■調査対象者:24-35歳の社会人男女30名(男性21名、女性9名)
以下の条件に全てあてはまるもの
・組織に属していないインディーズ(独立系)・ワーカー、組織に属している場合は独立可能な専門職あるいは小規模な事業者や法人、店舗経営者
・好きなことを仕事にしており、現職をつづけていく意志がある。

(2)ネットアンケート調査
■調査方法:モニターサンプリング方法(モニター登録している対象者の中から該当者を抽出)を使用
■調査エリア:全国47都道府県対象
■調査期間:2007年10月26日〜11月9日
■調査対象者:25〜34歳 社会人 男女、以下のような条件(注を参照)で割付抽出

(1)インディーズ(独立系)・ワーカー:398名
比較対象として
(2)組織職人:217名(3)プレ・インディーズ(独立意向のある)サラリーマン:235名

インディーズ・ワーカー 組織職人 プレ・インディーズサラリーマン
・専門的な知識や技能が必要、あるいは仕事を通じて専門的な知識や技能が身につく職種
・現在の職種で、独立している。あるいは雇用されていない。
・組織を経営している場合は「従業員数20名以下の規模」に限定・副業があっても独立系の仕事の収入がもっとも多い。
・専門的な知識や技能が必要、あるいは仕事を通じて専門的な知識や技能が身につく職種。
・従業員20名以下の組織に所属
・現在は被雇用者であるが、独立意向がある。
・現在の職種は独立するタイプの職種ではない。
・公務員あるいは従業員300名以上の企業に所属
・将来独立することが可能な職種に転職したいという意識をもっている。

調査から見えてきたこと

●年収の平均は318万円。経済的に不安定だが、仕事にやりがい、満足度は高い
年収200万円未満が36%、特に20代後半は年収200万円未満が半数を超える。しかし「好きなことを仕事に」を実現している彼らの仕事満足度は8割を上回る。

●保障のない生活に不安はあるが、仕事を生涯追及する気概をもち、継続意向は高い
ケガや病気になったときに保障がなかった人が6割。生活面での保障はないが、7割強が現在の仕事は生涯追及する価値があると感じており、継続意向もほぼ9割と高い。

●自由度が高い反面、個人で働くゆえの悩みやストレスも
仕事上の相談相手がいない、仕事が拡がらないなど、個人で働くゆえの悩みやストレスを抱える。ビジネスコーチやカウンセラー、異業種、異分野の人との交流の場などのサービスに対するニーズがみられた。

※なお、今回の調査は企画から調査、分析まで中小企業の経営者等や個人事業主に対するケガの補償、災害防止、福利厚生などで大きな実績をあげられておられる財団法人日本中小企業福祉事業財団のご協力をいただいております。

調査レポート「インディーズ(独立系)・ワーカーの意識と実態」の紹介

本調査をまとめたレポートを発行しました。(2008年3月)

「インディーズ(独立系)・ワーカーの意識と実態」資料 (PDFファイル:956KB)


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