「水と生きる」私たちにとって、地球環境は大切な経営資源。だからこそ、グループ一体で活動していきます。
グループ環境活動の基本的な考え方
お客様に水の恵みをお届けする一方で、美しく清らかな水を守り、大切に使い、良質の水を自然に還すことは、水とともに生きる企業として、重大な責任であると考えています。
その水で育まれる植物・森林や、川・海・大気、そして生き物が創り出す生態系というすばらしい循環システムは、何ものにも替えられない大切な資源。サントリーグループにとって、地球環境そのものが大切な経営資源なのです。
環境を悪化させることなく、豊かで持続可能な社会を構築するため、海外を含めたグループ全体にこの考え方を浸透させ、環境負荷低減活動と自然環境の保全に最大限の努力を続けていきます。
グループ全体で環境経営を推進
地球環境との共生が人類共通の最重要課題のひとつであることを認識し、1991年に「環境室」と「環境委員会」を設置しました。2010年には、グループ全体で事業とエコロジーを一体として推進していくことを目的に、サントリーホールディングス(株)内に「エコ戦略本部」を発足。環境基本方針のもと、各グループ会社それぞれの環境経営の強化を図っています。また、国内グループでの環境経営から、グローバルな環境経営体制の構築をめざして取り組みます。
■環境推進体制
■サントリーグループの環境経営
水・資源・CO2への取り組みを重点課題に
サントリーグループは、自然の恵みが経営の基盤であることから、自然環境を含めて持続可能な社会を次代に引き渡すことを自社の重要な課題と認識し、事業活動を行っています。なかでも特に事業への影響が大きく、社会的要請も高い以下の3つを、優先して取り組むべき重点課題と定めました。この課題は、海外を含めたグループ全体での共通認識として、各社での活動の柱としていきます。
- 水のサステナビリティの実現
- イノベイティブな3Rの推進による資源の徹底的有効活用
- 全員参加による低炭素企業への挑戦
環境基本方針に重点課題を明示
サントリーグループでは環境基本方針を、環境経営だけではなく、事業活動全体の基盤と位置づけています。「水のサステナビリティの実現」「資源の徹底的有効活用」「低炭素企業への挑戦」など、サントリーグループの重点課題が明確に見える方針を定めています。
サントリーグループ環境基本方針(1997年制定、2010年10月改定)
サントリーグループは、水と大地と太陽の恵みをお客様にお届けする企業として、環境経営を事業活動の基軸におき生命の輝きに満ちた持続可能な社会を次の世代に引き渡すことを約束します。
1.水のサステナビリティの実現
「水と生きる」をコーポレートメッセージに掲げる私たちは、全ての生命の源であり、事業基盤である「水」を大切に使いきれいに浄化して自然環境に還し、使用した以上の水を育む森を守り続けます。
2.イノベイティブな3Rの推進による資源の徹底的有効活用
循環型社会の実現に向けて、不断の技術革新により、事業活動のあらゆる側面で原材料・エネルギーなどの3R(Reduce,Reuse,Recycle)を一層推進し、持続可能なビジネスを構築します。
3.全員参加による低炭素企業への挑戦
地球市民として、グローバルな視点で環境保全に取り組み事業活動のバリューチェーン全体におけるCO2削減を実行します。
4.社会との対話と次世代教育
次世代に継承される豊かな自然を守るため、情報開示に努めるとともに、社会との対話を重ね、また、青少年への環境教育にも力を注ぎます。
5.Good Companyの追求
エコマインドを高く持つグループ社員づくりを通じて人と自然と響きあいながら生物多様性の保全に努め、新たな価値を創造する“Growing for Good” Companyに向けて邁進します。
環境中期目標と進捗報告
環境経営を一層推進するために、2009年、水源涵養面積(水を育む森の広さ)とCO2排出量の2つの中期目標を設定しました。水源涵養面積は着実に拡大し、2011年4月現在で約5,223ha。2011年末7,000ha達成に向けてさらなる活動を推進しています。CO2排出量は、計画を大幅に上回る生産量増加により、2007年比1%削減(目標は2012年までに20%削減)にとどまりましたが、今後もグループ全体での活動をさらに強化していきます。

