アルコールには、脳の中枢神経のはたらきを抑える性質があります。理性をつかさどる大脳新皮質の活動がにぶくなり、そのあいだ、大脳辺縁系の本能的、原始的なはたらきが活発化します。こうして興奮状態となるのが「酔い」の初期状態です。
お酒を飲むと解放感を感じ、ストレス解消効果が得られるのはそのためです。しかし、さらに飲み続けると、血液中のアルコール量が増え、新皮質にとどまらず、辺縁系、小脳など、他の部分もマヒしはじめ、酩酊、泥酔状態になっていきます。そして呼吸をつかさどる延髄にまでマヒがひろがると、最悪の場合、死にいたります。

モデレーション広告 1997年12月



