アルコール依存症
長いあいだ大量の飲酒を続けていると、しだいにお酒がなくてはいられなくなってきます。これが、アルコール依存症です。
今夜はやめておこうと思っても、つい飲んでしまう。体調が悪くても飲んでしまう。こうなったら要注意です。そのうちに、少しの量では酔えなくなってきて一息に飲み干し、ホロ酔い気分を飛び越えて、すぐさま泥酔してしまうとか、飲んでいるあいだの記憶が飛ぶような日が増えてきます。さらに、お酒が切れるといらいらする、脂汗がでる、手が震える、夜寝つけないなどの症状があらわれ、遂には幻覚を見るようになってしまいます。
そのころには、仕事や人間関係もうまく行かなくなり、暴力的になったり、事故や犯罪に結びつくこともあります。つまり、アルコール依存症は、個人の病気というだけでなく、家族や周囲の人間をも巻き込む社会的な問題なのです。
アルコール依存症の治療法は断酒以外にはありません。しかし、お酒を自分だけの力でやめるのは、至難の技です。家族のアドバイスも、なかなかうまく行きません。都道府県の精神保健福祉センターや、最寄りの保健所が、無料で相談を受け付けていますので、ぜひご利用ください。




