アルコールによる障害を出来るだけ早めに発見するため、定期的な健康診断の受診をお勧めします。
γ-GTP
飲酒量の多い人が、健康診断の際に特に注意しておきたいのが、γ(ガンマ)-GTPの数値です。γ-GTPは、肝臓のなかにある酵素の一種で、この数値が高いことは、肝臓に異常があることを示しています。γ-GTPの値と飲酒量との間には、かなり密接な関係があることが分かっていますから、この数値が高くなったら、お酒をひかえることをお勧めします。
なお、肝臓病や糖尿病、高血圧、肥満などは生活習慣病と呼ばれており、食生活や運動、睡眠などの生活習慣を改めることで、予防や改善が可能です。健康診断の結果を、ぜひ生活習慣の改善のために役立ててください。
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Jカーブ
下のグラフは、飲酒が死亡率に与える影響を示したものです。
少量の飲酒で死亡率が下がり、大量に飲むと、ちょうどJの字を描くように急激に上昇するところから、Jカーブと呼ばれています。

※厚生労働省「多目的コホート」研究班:Tsugane S, et al. Am J Epidemiol
休肝日
Jカーブが上昇し、死亡リスクが1を超えたあたり、つまり毎日2合以上の飲酒をする方には、週2回程度の「休肝日」をおすすめしています。もっとも、休肝日を設けているから安心とばかりに、他の日に大量飲酒をしてしまっては、元も子もありません。どんな場合にも、お酒はほどほどが、一番です。
